【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】山口龍也 2度目のA級1、2班戦VならS級点も見えてくる
A級は地元の山口龍也が決勝に一番乗りした。2日目3R、1番車を生かして中団を選択。「村瀬君が突っ張ってくれたらいいなと思っていた」との思い通りに、村瀬が赤板から突っ張り先行。終2角まで後方からの動きもなく、「展開に恵まれた。あとは後方からの捲りに合わせて出て、柴崎さんのけん制を乗り越えて」と、すべて読み通りだった。
「地元ではどうしても決勝に乗りたい。納得できるレースをしたいので。地元のわがままです」と、小岩哲也の番手を選択せずに、自分で戦った。「初日は利根さんを抜けなかったけれど、調子は悪くないですよ」。昨年7月、ここ地元で1、2班戦を初V。その後は点数を着実に伸ばし、今は90点に肉薄している。地元戦でさらに点を伸ばして、S級取りへと名乗りを上げる。
▼11R(山口龍也) 同期の船瀬も状態が良さそうで、チャンス十分。3―27―全。
▼10R(川村晃司) 準決は前々と離れたが、京都の後輩なら好追。最後に差し切る。5―3=全。