競輪

【佐世保競輪(ナイター)FⅠ】林慶次郎が決勝でも勇敢に風を切る

  林慶次郎が準決を3着で突破した。準決10R、瓜生崇智を連れて打鐘前から果敢に風を切った。鐘3半カマシを狙ってきた谷口遼平に合わせて踏み、叩かれることなく先行した。だが、谷口に3番手に入られ、3角手前からの捲りに屈した。谷口1着、瓜生2着、林3着。林は決勝へ、10、11Rの結果待ちとなった。

 レース後、瓜生は「以前も自分が決勝に上がって、慶次郎が3着で相手待ちになったことがあった。でも結局、慶次郎も決勝に乗れたので、今回も大丈夫だよ」と強引な根拠を持ち出して林を激励。結果的にその通りになり、林に笑顔が戻った。

 決勝は林が北津留翼をけん引する自力。「以前、久留米記念の準決で前を走りました」。再び、憧れの先輩の前で風を切る。「スピードの乗りが良かった。手応えがある」。前回の武雄GⅢに続き好調持続。104点まで点数を上げてきた林は今回だけでなく、今後も九州勢の大きな武器となるはずだ。

準決10Rで連係して2着の瓜生崇智(右)と3着の林慶次郎

 

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