【小倉競輪（ミッドナイト）FⅡ】実質的に特班後初レースの半田誠が逃げ切り「ゴールできてホッとした」

＜記者コラム・森川和也の追走一杯＞

　予選4Rは半田誠が鐘前からの抑え先行で逃げ切って、九州ライン3車で上位独占を果たした。3場所前の名古屋で3連続完全Vを達成。前々回の佐世保予選が特別昇班後の初戦だったがゴール前で転倒し、落車棄権。そのため今回が実質的には1、2班戦の初レースだった。

　「佐世保は落車で終わっていたし、無事にゴールできてホッとした。先に中団の井上（公利）さんに切られてしまったのは反省だけど、最後までしっかり踏めた。この1着を記念にしたい」と上機嫌に答えると、「カマシ先行よりも抑えて駆けた方が得意。これからも後ろの選手からチヤホヤされるレースをやりたい」と、今後の競走スタイルにも言及していた。▼7R準決も長い距離を好ペースで踏み切る。2＝7―46、2―6―7。
▼9R（阿部兼士）「緒方君とは3、4回連係して、ほとんどがワンツー」。ここも好相性を生かす。3＝1―2567。