競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】鋭く伸びた高尾貴美歌が連勝で優出「今回はレースがうまくいってますね」

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 ガールズ予選2の1Rは、高尾貴美歌がシャープな差し脚で無傷の優出を決めた。「連勝なんてなかなかない」と驚いたが、直近は前々回の別府でピンピン(1、1、5着)を決めていて、近況の充実ぶりがうかがえる。

 展開推理がズバリだった。「中野さんは初日に何もできていなかったので、絶対に動くかな」と読んでいた通りに、中野がHSから叩いて出た。流れの中でその後位を取り切ると、ゴール前で粘る中野をきっちりと逆転した。「今回はレースがうまくいっていますね」。フォトセッションでの笑顔はいつも以上に輝いていた。

 「決勝は強い(小林)優香さんがいるけど、力まずにしっかりと対応していきたい」。昨年7月の久留米以来となるVに向けて、さらに差し脚と感性を研ぎ澄ませる。▼8Rは、小林の2着付けで1―3―245。
▼9R(土屋裕二)近年は大けがや腰痛で万全の状態に戻ってこないが、長年S級を張った実力者の執念は狙える。力をつけてきた半田の番手から伸ばして3―12―127。1―3―2567。

小林優香とともに連勝で優出した高尾貴美歌
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