【別府競輪(モーニング)FⅡ】ダッシュマン平野想真「この形で勝てないと駄目」突っ張り先行の勝利に笑顔
<記者コラム・森川和也の追走一杯>
予選5Rは平野想真が一本棒の状態を保ったまま、ゴール線を駆け抜けた。号砲でいち早く飛び出して前受け。抑えてきた平川慎太郎を赤板で突っ張ると、あとはマイペースで逃げ粘った。
ダッシュタイプで「地脚がない」ため、長い距離を踏むのは得意ではないが「最近は割と、このレースが多い。突っ張って勝てないと駄目なので」と苦手なレーススタイルも意欲的に取り入れている。今回の状態は「中4日だけど前回と変わらないし、悪くない」と2勝を挙げた四日市(1、4、1着)をキープ。▼準決5Rはライン4車の恩恵を生かし切って、6場所ぶりの優出切符をつかむ。5―23―1234。
▼3R(中井修)阿部の逃げ一車。単騎の追い込みタイプ3人(佐藤、岡田、樋口)が好位を求めてアクションを起こせば、中井の一発が火を吹く。5―1237―1237。
