競輪

【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】先行特化型のたたき上げ南儀拓海は「決勝に乗りながらまずはA級1班へ」

今節トップのバック数「22」を誇る南儀拓海

 今節の最高バック数ホルダーは南儀拓海の22回。直近4カ月出走数が「33」のため、3分の2でバックを奪っている計算だが「そんなに多いんですか?」と改めて知らされた数字に目を見開いて驚いた。


 予選では軽々と逃げて、ラインでワンツーの形をつくれるようになったが準決の壁が厚い。「どうしても末を欠いて(着外に)沈んでしまう」と頭をかくが、それでも「7着はしないように」と捲られようと粘り強く、最後まで踏みやめない。


 養成所時代の競走成績は0勝で、優勝もチャレンジ時代の1回だけ。完全なたたき上げタイプの25歳は「決勝に乗りながらまずはA級1班へ」と一足飛びの飛躍は望まない。着実に地固めをしつつ、北陸屈指の先行型を目指す。

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