競輪

【佐世保競輪(モーニング)FⅡ】地元の梅崎隆介が「ちょっとしたことを修正して」来期のS級戦に臨む

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 先月末に発表された今年後期の適用級班で、地元・梅崎隆介は晴れて初S級が決まった。現在は7月から始まる新たなステージでの戦いの準備に取り組んでいる。


 「ちょっとしたことだけど、それを修正して来期を迎えないと。上だと少しのことが失敗になると思うので」。そう話すのは前回大宮の決勝戦。自信を持って鐘3半から単騎ガマシを敢行したが、終4角手前で笠松将太につかまった。「準決でカマした感じが良くて、これなら決勝でもいけると思ったけど。イエローラインの辺りを長く走り過ぎて、自分で脚を削ってしまった。ああいった少しのことで結果が大きく変わってしまう」。

 500バンクでの思い切ったチャレンジは失敗に終わったが、「それでも長い距離を行けたのは自信になりましたね」と、一段とたくましくなったのは間違いないようだ。▼7Rは再び単騎の戦いになるが、今度は勝手知ったる地元バンクだけに「自力で何とかしたいですね」。5―1234―1234。
▼2R(合志正臣)懸念材料だった首の痛みが癒えてきて、復調の道筋がくっきりしてきた。後輩の北川をうまくリードして4角ハコ展開なら、4―7―125、4=7―3。

単騎戦でも侮れない梅崎隆介

 

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