競輪

【久留米競輪(ナイター)GⅠオールガールズクラシック】憧れるのをやめた當銘直美が絶好調、反抗期も終了

 當銘直美の充実ぶりが目を引く。直近は3連続V。「自分でもびっくりです」と大きな目を丸くしたが、「先輩のアドバイスを素直に聞いたからだと思います」と好調の原因は分かっている。

 ここ5年ほど名古屋で舘泰守に練習をみてもらっているが、「それまではずっと反抗期でしたから」と素直にアドバイスを聞き入れなかったという。「昨年末ごろに、大谷翔平選手の『憧れるのをやめましょう』というフレーズを思い出して、『憧れるほど強い相手と戦うときもあるけど、レースになったらそんなこと言っていられないな』と思ったんです。それを舘さんに言ったら、『それは俺が何年も前から言っているだろう』と。それで舘さんの言っていたことを聞いてみようと思いました」。効果てきめん。点数は55点台後半までうなぎ上りになり、逃げの決まり手も6と大幅に増えた。

 「練習で男子の11秒台前半の上がりに付いていけるようになったし、脚は上がっていると思います。それに思考もポジティブになった」。どんなに強い相手だろうと倒しにきた當銘が、大会の台風の目になるかもしれない。

 ▼9R(當銘直美) もはや昨年までの當銘ではない。ノープレッシャーで駆ける又多との組み合わせなら好配当。127BOX、2―7=45。

 ▼7R(那須萌美) 前回は落車直後。部品交換などでセッティングもバラバラだった。今回は新車で、セッティングもまとまってきている。GⅠの初日は過去3走して1着1回、2着1回と好成績。2=3―1456、2―1―46。

直近は3連続Vと充実ぶりが光る當銘直美

 

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