競輪

【小倉競輪(ミッドナイト)FⅡ】山田晃久が1R1番車での出走に「若い頃を思い出した。1着はご褒美」

<記者コラム・森川和也の追走一杯>

 開幕レースは山田晃久が見事なチョイ差し。同県の奥出良とワンツーで、2車単の1番人気に応えた。

 「奥出君が打鐘では叩くということだったけど、その通りに走ってくれましたね」。3番手から組み立てた奥出が打鐘で叩くと、山田は1角から車間をじわじわと切ってアシスト。最後は計ったように4分の1車輪だけ差し切った。

 「1Rで1番車だったので気合が入った。ずっと昔に記念で経験したけど、若い頃を思い出しましたね。1着が取れたのはご褒美みたいなもの。これでまた、きついことができそうです」。今期得点は89.59点(前検日時点)。S級点まで1点ほど足りないが、この白星で練習の強度を一段階アップさせ、2014年後期以来の〝赤いパンツ〟を目指す。▼準決6Rは、特選回りの高橋が目標で悪くない番組。好追走を決めて今期3度目の優出だ。1=3―247。
▼5R(上吹越直樹)屋良が「競りを含めて総力戦」とニヤリ。展開を存分に乱してくれれば、またしても捲りを発動するか。3―2―1567。

開幕1Rを制した1番車の山田晃久

 

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