【競輪】梶原海斗が久留米でS級特昇報告会、堂々と「つまらないレースには罵声を」
久留米競輪で行われているGⅠオールガールズクラシックに、九州の大砲候補が出現した。5R終了後、23日にA級1、2班戦で9連勝を達成した梶原海斗(123期)が「特別昇級報告会」を行い、ステージからファンにS級特昇を報告した。新人123期でのS級一番乗りに急きょのステージだったが、ガールズGⅠに駆けつけたファンからも大きな声援が送られた。
久留米のスーパースター・中野浩一氏とともに登壇。中野氏は「6月の久留米記念『中野カップ』は初日1R1番車だな」と自らの冠レースの〝期待枠〟を予想。梶原もそのつもりで、「しっかり1着目指して頑張ります」とやる気を見せた。
さらに中野氏は「以前、アマチュア時代は現在ナショナルチームの中野慎詞(117期)がライバルだったよね。早く追い付いて、(さらにその上の)SSに上がってほしい。久しく久留米にタイトルホルダーが出ていないから(1998年11月競輪祭の加倉正義が最後)」と期待。梶原は「もっと練習して、久留米を盛り上げられるように頑張ります。つまらないレースをしたら、罵声を浴びせてもらってもいい。久留米記念からGⅠまで駆け上がっていきたい」と意気込みを語り、ファンの拍手を浴びていた。