小倉競輪場

小倉競輪場

F1

西日本スポーツ杯 

2月19日~2月21日

2月21日


シリーズリーダーの阿部力也が2年ぶりのVを狙う 混戦なら柏野智典の強襲に警戒

 小倉競輪のナイターFⅠ「西日本スポーツ杯」は20日の2日目、S級準決3番をメインに開催した。10Rは柏野智典が初日特選から連勝ゴール。突っ張った真鍋智寛にいったん離れたが、冷静に追い上げて番手をキープすると余裕を持って追い込んだ。柏野の後位に切り替えた石塚孝幸が2着。11Rは黒沢征治をマークした阿部力也が2角捲りの一丸尚伍をブロックして直線抜け出し。中のコースを伸びた掛水泰範が2着。12Rは地元2車で〝ワン・スリー〟赤板1角から踏み上げた林慶次郎が好ピッチで先行。無風の番手回りだった柳詰正宏が残し気味に踏んで1着。4番手から捲り追い込んだ河合佑弥が2着。林は3着に逃げ粘って優出権利を得た。21日は最終日で、二つの決勝に注目。11RのA級戦は、前期S級で自力パワー最上位の林昌幸が今年初優勝を目指す。12RがハイライトのS級戦で、本命に推すのは111点でシリーズリーダーの阿部。初日特選は自分でやるメンバーで捲り不発の7着だったが、決勝は同じ日大の後輩の河合マークから2年ぶりのVをゲットする。地元勢は林-柳詰が3夜連続の連係で応戦。展開がもつれれば、単騎で突っ込む柏野の完全Vもありそうだ。