小倉競輪場
万博協賛 吉岡カップ(G3) 
決勝は林大悟を本命視 弟の林慶次郎の番手死守から地元でGⅢ初制覇だ
小倉競輪のGⅢ「第19回吉岡稔真カップ」は10日、準決勝3個レースをメインに大会の3日目を行った。10Rは地元の林慶次郎が打鐘カマシ先行と果敢なレースを披露。マークした柳詰正宏-阪本和也が抜け出して、林は3着と九州トリオで上位独占となった。11Rは逃げた橋本壮史の番手から嶋津拓弥が差して1着。4角6番手から伸びた小林弘和が2着で、橋本-嶋津マークの櫻井正孝が3着。最終12Rは林大悟が先行した立部楓真の番手から捲って勝利。後位の上野優太が続いて九州ワンツーが決まった。3着は大外強襲の原田研太朗。九州勢は6人が勝ち上がった。11日の最終日12Rは九州勢は福岡勢と西九州勢で別線。上野は福岡勢の4番手を固める。嶋津は原田をマークして、櫻井は福岡勢の番手で勝負する。本命は福岡勢の番手を回る大悟。弟の慶次郎の番手を死守して、地元で初のGⅢ制覇に期待だ。
