【大村ボート(ナイター)SGオーシャンC】新艇の軽さがスロー勢に味方する
<本紙評論家・松田雅文の「気分は7号艇」>
オーシャンカップはGⅠとGⅡの優勝戦で実績ができないと出場がかないません。GⅠやGⅡの主力級ばかりですから、SG常連組で争われるグランドチャンピオンと同じく、メンバー構成はハイレベル。ハイレベルが集ればどうなるのかというと、スリットのばらつきが生じにくいため、インが強くなります。
大村のエンジンとボートはともに6月19日が初下ろし。使用はまだ1カ月なのでほぼ新機新艇です。新エンジンというのは回転の上がりが悪く、気温の上がる夏場はパワーダウン。新ボートはどうかというと、水を吸っていないために軽くてバタつきやすい。ターンの安定性に欠けることが多いです。
ただ、そのボートの軽さは、スローからの行き足という点では利点になります。スムーズに舟が起きやすいのです。なので初日12Rのドリーム戦もイン峰竜太君を信頼。Sが早い菊地孝平君が2コースというのも峰君にとっては頼もしいカベです。次いで、3コース山口剛君。あとは接戦ですが、近年のSGの戦歴を買って5コース茅原悠紀君を押さえます。1-2=3、1-2-54の4点。
狙うなら、大外を苦にしない6号艇の関浩哉君。センター勢が攻める展開にも乗れそうです。1-6-全。(本紙評論家)