【福岡ボート・PGⅠレディースC】準優の鍵を握るのは「3号艇」
<本紙評論家・松田雅文の「気分は7号艇」>
熱戦が続いている今大会もいよいよベスト18まで出そろいました。さて、準優勝戦の3個レースですが、実績、機力ともに兼ね備えた選手が1枠に並んだうえに、前づけに出る選手も見当たりません。イン中心で仕方ないでしょう。
10Rはインの渡邉優美さんがF持ちですがSを行くのみ。鍵を握るのは対抗に推す3号艇の長嶋万記さん。まくりに出るかまくり差すのかで展開も大きく変わりそうです。1―3=4、1―3=2が本線。レース運びのうまい山川美由紀さんの2着づけ1―5―全が狙い目です。
11Rは淺田千亜希さんが機力も味方に逃げるとみます。ただ、センターの廣中智紗衣さんも互角以上の足で、攻めをきっちり受け止め切れるかがポイントです。1―3=4、1―3―25が本線。廣中さんが強攻策に出た場合は細川裕子さんに展開が向きます。まくり差して突き抜ける4―1―全が狙い目。
12Rは機力上位の遠藤エミさんの逃げで堅いでしょう。S力がありレースもうまい浜田亜理沙さんがカベ役なのも大きく味方します。焦点は2、3着争いの1―234―234が本線です。動きのいい土屋千明さんの連絡み1―5―全が狙い目です。(本紙評論家)