【若松(ナイター)PG1マスターズC】元気な守田君に注意・12R<松田雅文の気分は7号艇>

<本紙評論家・松田雅文の「気分は7号艇」>
同じ時代を歩んできた者同士が相まみえる特別戦なので、従来の一般戦や特別戦とは異なって、ピットでは和気あいあいとする姿も見られます。お互いが手の内やレーススタイルを熟知していることで、過剰な心理戦をする必要がないからでしょう。それがマスターズチャンピオンの特徴です。
2日間を振り返ると1号艇の白星は初日が半分の6勝、2日目はさらに半分の3勝にとどまりました。イン受難の要因を挙げると、一つはターンスピードのレベルの向上。インが1Mで落とし過ぎると当然、まくられる危険性は高まります。
もう一つは前付けの多さに手を焼くからです。2日目に逃げの決まり手を付けた5Rの林君は48歳、10、12Rの守田君と瓜生君は47歳とまだまだ「新鋭」。先輩たちにとっては厄介な存在でしょう。
それでは3日目の12R。百戦錬磨の松井君ですが足色は突出していないので、1Mまで持たせられるかどうかです。守田君を逆転含みに、1=3―456。守田君がのみ込んでしまえば、3―46―全が好配当でしょう。(本紙評論家)