【とこなめボート・PGⅠBBCトーナメント】茅原君と前田君には負けられない理由がある

【本紙評論家・松田雅文の「気分は7号艇」】
　初日8個の1回戦は人気を集めた1号艇が4勝4敗。選出順位がものをいうこのBBCトーナメントは1号艇が強い大会なので、個人的には1号艇が全部勝つかもと思っていただけに、この結果にはやや驚きがありました。やはりチルト3の菅君を筆頭に一発勝負に出た選手が、それだけ多かったということ。やはり通常のシリーズとは趣が異なります。

　ただ、逆に言えば1号艇で白星を挙げた4人の中でも、選出順位が上位になる茅原君と前田君は勝てば準決勝は再び1号艇が巡ってきます。となればこれが分かっていれば、気合の入り方も違うというもの。特に前田君はコメントにもあるように機力は平凡なので、何が何でもこの権利は失いたくないはずです。

　1回戦とは違って、準々決勝は1号艇が全て勝つとにらんでいます。9Rは1―2＝3、1―23―4、10Rは1―2＝4、1―24―5、11Rは1―2＝3、1―23―5、12Rは1―3＝25が本線。ただ、一発大穴があるとすれば、やはり機力イマイチの前田君がインに陣取る9Rで、ここは遠藤さんが軽量の強みを生かしてまくれば、3―45―全が怖いとにらんでいます。