【浜名湖ボート・PGⅠスピードクイーンメモリアル】山口真喜子の「トリプル水神祭」の夢は続行中
【ボート王国九州・山口!】
GⅠ初出場山口真喜子(27)=長崎・126期=の「トリプル水神祭」の夢は、まだまだ続行中だ。予選は5戦して2着が4本。待望の初白星には届かないままだが、7位という堂々の順位でGⅠ初の予選突破には成功。前日に話していた「水神祭もしたいし、準優にも乗りたい」という希望の片方はかなえてみせた。
連日、白星まであと少しの惜しい2着が続く。6号艇だったこの日も、大外からズバッとまくり差して、突き抜けまであと少しという内容。「やっぱり直線は弱いですね」。その部分さえあれば白星の可能性は十分だったが、「回り足はいい」という長所は、きちんと生かし切れている。
準優は3号艇なので、自力で勝負が挑める。「準優1着で水神祭ならアツい?そうですね。何なら優勝戦で。冗談ですけど」。最後は笑ってはぐらかしたが、「GⅠ初1着」「デビュー初優勝」「GⅠ初優勝」のトリプル水神祭の夢は、前日から思い描いていたものだ。何としても優出切符をつかんで、夢を現実へと近づける。
