ボートレース

【ボートレース】途中帰郷防止対策とスタート事故防止対策で選手級別決定基準を改定、5月1日から

 日本モーターボート競走会は2日、途中帰郷防止対策並びにスタート事故防止対策として、選手級別決定基準を見直す。いずれも5月1日の競走から適用する。

 途中帰郷防止対策として「選手級別決定基準の改正」を実施する。現在の出走回数の基準を変更。A1級は90回以上と現行のままだが、改正後、A2級が70回以上から80回以上に、B1級が50回から65回以上に改正される(詳しくは表を参照)。

 これについて同会は「昨今の開催日数増加の中、途中帰郷者が増加傾向になっており、魅力ある競走の開催継続が危ぶまれる懸念もあることから」と理由を説明。A2級とB1級について出走回数の基準を加算するとした。

 スタート事故防止対策に「事故点の増加」を行う。級別審査対象期間内での2回目以降のフライングについて10点、それが優勝戦であった場合は20点を加算する(詳しくは表参照)。

 こちらについて同会は、「競走の魅力を阻害するフライングの増加に伴い、返還額も多額になる傾向も踏まえ、スタート事故防止の意識をより高める必要があることから」としている。

3月の若松SGクラシックでは節間4艇がフライングとなった

 

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