ヴィーナスシリーズ第１戦・マクール杯

　福岡ボートのヴィーナスシリーズ第１戦「マクール杯」は17日、最終決戦への切符を懸けた準優３番を争う。予選ラストの４日目12Ｒが大波乱で、勝てば予選トップ通過だった西橋奈未が絶好枠からきっちり逃げたかに見えたが、１周２Ｍで浮遊物を巻いてぶっちぎりの先頭から最後方までまさかのスローダウン。不運なアクシデントに泣いて首位通過を逃した。トップ通過を決めたのはオール３連対の平山智加で、渡邉優美も同じくオール３連対で肉薄したが１ポイント及ばず２位。３位は西橋が後退したことで繰り上がった藤原菜希で、３日目までトップの山川美由紀は白いカポックを取り逃がした。準優のボーダーは6.43と超ハイレベルで、真子奈津実と川原愛未は得点率6.33をマークしながら惜しくも予選落ち。特に川原はデビュー初準優が懸かっていただけに、悔しい結末となった。