日本モーターボート選手会長杯争奪戦

　福岡ボートの「日本モーターボート会長杯」は9日、6枚の優出切符を懸けて準優3番を争う。4日間の予選は激しい星のつぶし合いで首位争いは大激戦となり、奈須啓太、前田将太、田頭実が同率1位でフィニッシュ。そのうち、3日目まで4位だった奈須が5勝を挙げて、4勝の前田、3勝の田頭を上回ってシリーズリーダーの座を獲得。前田が2位で、首位通過が最有力だった前日トップの田頭は3位。4着なら首位通過が決まった4日目11Rで5着に敗れたのが痛かった。準優の最終ボーダーは5.71で、こちらも岩津徹郎と長野道臣が同率で並び、1着も各1本で同数。2着1本だった岩津が、ゼロの長野を上回って最後の椅子を勝ち取った。