公営レーシングプレス杯

　福岡ボートの6日間シリーズが12日、熱戦の火ぶたを切る。注目のドリーム組では今節の地元大将格である永田啓二が前検好気配。手にした44号機は下位ランクのエンジンながらも伸びは良好で、次節に控える戸田ダービーでのSGデビューを前に地元で大暴れしそうなムード。低調機シリーズの中、数少ない好素性機を手にした齊藤仁に、稲田浩二や谷野錬志も感触はまずまずだが、1号艇シードの中澤和志は渋い表情で上積みが欲しいところ。予選組では良機の鈴木孝明と西尾亮輔に、鳥飼眞、石川諒、藤井公人が上々の動き。特に準エース格の43号機を手にした鈴木孝は良艇との抜群セットとあって目が離せない存在だ。