第１３回クイーンズクライマックス／Ｇ３ＱＣシリーズ

　女子トップ12人によるボートレース界の締めくくりの一番、蒲郡ボートのプレミアムGⅠ「第13回クイーンズクライマックス」(優勝賞金1700万円)は31日、いよいよ最終日。冬の女王が決まる優勝戦が12Rで争われる。3日間のトライアルは、選出トップで出場の遠藤エミが29点でトップ通過。最終戦はイン戦ながら差されて2着だったが、V最短の優勝戦1号艇を手にした。2位は25点の渡邉優美。以下、23点の細川裕子、21点の三浦永理、20点の海野ゆかりと平山智加で、17点の藤原菜希が次点。今年夏のレディースチャンピオンを制している遠藤は、勝てば史上初の年間夏冬完全制覇。史上初の女子のSG覇者が、ここでも史上初の金字塔を打ち立てる。11Rで優勝戦を争う同時開催のGⅢシリーズ戦(優勝賞金220万円)は30日に準優3番が行われ、予選トップの勝浦真帆が1着通過を決め、優勝戦の1号艇。10月にデビュー初Vを挙げたばかりの蒲郡で再び歓喜に浸る。