全日本王者決定戦（開設７２周年記念）

　からつボートのGⅠ開設72周年記念「全日本王者決定戦」が5日、開幕した。初日メインのダブルドリーム第1弾「ドリーム1st」は、地元の峰竜太が人気に応えて逃げ快勝。機力アップにも成功し、悲願の地元周年初制覇に向けて最高の形で滑り出した。2着は2号艇の西山貴浩、3着は4号艇の篠崎元志が入り、3連単は1番人気の決着。予選スタート組では、4、1枠の2走だった丸野一樹が、差しと逃げで連勝ゴール。機力も出足、伸びともに力強さが目立ち、このままV戦線をリードしそうな勢いだ。また、峰以外の地元勢も奮闘。上野真之介が1、2着、深川真二が3、1着の好発進のほか、71周年チャンプの末永和也は2着2本にまとめる堅実ぶりだった。6日の予選2日目は、ドリーム第2弾の「ドリーム2nd」をメインに争われ、1号艇に座る池田浩二が、初日の4、5着からの巻き返しを期す。