日刊スポーツ杯

　福岡ボートの6日間シリーズが15日、開幕する。注目のドリーム組は地元2強に明暗が分かれ、1号艇シードの江夏満は好気配も、松村敏はイマイチ。江夏はまずまずの伸びを有しており、ドリーム戦を逃げ切れば一気に波に乗りそうなムード。残るドリーム組は良機を手にした丸岡正典に、平尾崇典、竹間隆晟は好手応えも、鈴木博は松村と同様に伸びが低調でこのままでは苦しい。予選組ではダブルエース機を手にした山本隆幸と原加央理が、額面通りにいきなり好ムード。良機良艇の山本は即格納するほどで気配の良さがうかがえる。この他では良機を手にした藤岡俊介、大平誉史明、海老澤泰行、石田貴洋らも感触は良好。特に藤岡はドリーム組と同等の実力者とあって、主役級の走りを見せそうだ。