オートレーサーの祐定響(すけさだ・ひびき、24歳)=山陽・36期・B級=が、15日に開催された山陽オート(山口県山陽小野田市)の60周年を記念した「ファン感謝祭」を受けて自らのXを更新し、今や幻となった「オート饅頭(まんじゅう)」を手に喜ぶ様子が伝えられた。
オート饅頭は山陽オートの売店で数年前まで売られていたという幻の逸品。この感謝祭のために復活して限定販売された。
元々がオートレースファンだった祐定は「元ファン、歓喜」の一言とともに饅頭の写真を投稿。懐かしいおやつとの遭遇に心が躍る様子が伝えられた。

さらに祐定は、感謝祭内で行われた模擬レースの実況も担当し、「なんとか実況もやれてよかったです!! これでまた一つ夢が叶いました」。
ファン時代からの選手になる夢を叶(かな)えたことに加え、実況アナの夢まで成就。ファンからは「よかったですよー」「模擬レースの実況最高でした!!!!」のコメント。本人も楽しめたことがファンにも伝わる好循環で、感謝祭は大盛況のうちに終了。祐定は「こんな沢山(たくさん)の方が場内を埋め尽くしてくれてバリ嬉しかったです!!!!!!!」と感激しながらお礼を伝えた。
山陽オートの感謝祭は10年ぶりに開催された。
祐定は2023年2月にデビューの36期生。通算32勝、2回の優勝を挙げている。
