オリックス・バファローズの球団アンバサダーを務めるT-岡田が10日、住之江ボートを訪れ、トークショーに出演した。
2010年の本塁打王など数々の戦歴を残した現役生活にも昨年限りで別れ。プロ野球選手ではない今年の生活については、「プレッシャーがなくなって楽になりました」と優しくほほ笑んだ。

ただ一方で、「(現役時代は)普通の人が体験できないことを体験できて、それがやりがいでもあった。若干の物足りなさがあります」と、ひりひりした勝負の世界に生きた日々を懐かしんだ。
大阪出身だが、住之江ボートはプライベートも含めて初来場。「実際に見るとスピード感が違うし、面白い」とボートレースの魅力にすっかりハマった様子で、「グランプリ(12月に住之江で開催)になればまた雰囲気も違うと思うので、また来たい。何でもするので呼んでもらえたらうれしいです」。
球団の魅力を広く伝える伝道師は、自らをも売り込むさすがのアピール力を見せた。