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京都競馬場内で最上位の特別室
藤井聡太竜王(名人・王位・棋聖・棋王・王将との六冠)がこのほど4勝0敗で防衛し、5連覇を果たした将棋の竜王戦第4局は、日本中央競馬会(JRA)の京都競馬場の特別室「菊の間」を対局場として行われた。
この対局は京都競馬場100周年事業の一環。6月に京都競馬場での対局実施が発表された際、菊の間が使用されることも発表されたが、この部屋は同競馬場内で最上位の特別室で使用頻度も低く、関係者でも「中を見たことが全くない」という人もいたほどの超VIPルーム。
それが今回、将棋のタイトル戦の会場として使用されたことで、メディアを通じて広く報道されることになった。壮大な馬の水墨画が壁いっぱいに描かれるなど、ごく一部の人しか目にしたことがなかった室内の様子がオープンになる貴重な機会となった。

「同じような機会があれば…」
次に菊の間が一般の目に触れるのは「同じような機会があれば」(JRA)とのことだが、今回が100周年事業だったことから、10年以上先に待つであろう次の記念事業? 第4局の対局2日目に立ち会った、日本騎手クラブ会長のレジェンドジョッキー武豊騎手にとっても、極めて貴重な機会だったと言えそうだ。
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#ShogiLive 琵琶@京都競馬場>第38期竜王戦七番勝負第4局、▲佐々木勇気八段-△藤井聡太竜王戦の2日目を中継しています。後手番の藤井竜王が歩頭の桂打ちで攻めを加速させました。対する佐々木八段は桂を打って力を溜めて、慌てず騒がずといった応対を見せています。 pic.twitter.com/egHq6QDInt
— 日本将棋連盟モバイル【将棋連盟ライブ中継】 (@shogi_mobile) November 13, 2025
