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藤井聡太竜王

将棋の藤井聡太竜王が5連覇を果たした京都競馬場「菊の間」 室内の公開は超レア 次に見られるのは10年以上後?

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京都競馬場内で最上位の特別室

 藤井聡太竜王(名人・王位・棋聖・棋王・王将との六冠)がこのほど4勝0敗で防衛し、5連覇を果たした将棋の竜王戦第4局は、日本中央競馬会(JRA)の京都競馬場の特別室「菊の間」を対局場として行われた。

 この対局は京都競馬場100周年事業の一環。6月に京都競馬場での対局実施が発表された際、菊の間が使用されることも発表されたが、この部屋は同競馬場内で最上位の特別室で使用頻度も低く、関係者でも「中を見たことが全くない」という人もいたほどの超VIPルーム。

 それが今回、将棋のタイトル戦の会場として使用されたことで、メディアを通じて広く報道されることになった。壮大な馬の水墨画が壁いっぱいに描かれるなど、ごく一部の人しか目にしたことがなかった室内の様子がオープンになる貴重な機会となった。

日本将棋連盟モバイル公式X(@shogi_mobile)より。対局場の「菊の間」。水墨画の前の一番左が武豊騎手

「同じような機会があれば…」

 次に菊の間が一般の目に触れるのは「同じような機会があれば」(JRA)とのことだが、今回が100周年事業だったことから、10年以上先に待つであろう次の記念事業? 第4局の対局2日目に立ち会った、日本騎手クラブ会長のレジェンドジョッキー武豊騎手にとっても、極めて貴重な機会だったと言えそうだ。

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