【競輪】127期の市田龍生都が早期卒業 制度導入以来5人目

JKAは20日、日本競輪選手養成所127回生の市田龍生都(いちだ・りゅうと、23歳)=福井=が今月10、11日に行われた競輪選手資格検定に合格し、早期卒業が決まったと発表した。
早期卒業制度は2019年に新設され、117期の寺崎浩平(福井・S1)と菊池岳仁(長野・S1)が第1号。121期の太田海也(岡山・S1)と中野慎詞(岩手・S1)が続き(級班は現在)、市田は5人目。
市田は中央大卒業。高校、大学と自転車競技で活躍し、入所した養成所では第1、2回記録会でともにゴールデンキャップを獲得。第1回の400メートルタイムトライアル(TT)では、菊池岳仁が持っていた最高タイムを塗り替える21秒84の養成所記録をマークした。父は10年に寛仁親王牌を制した佳寿浩(76期)。