競輪

【熊本競輪・FⅠ松本秀人杯】佐藤壮志が地元で昇班後の初Vへ 安定感だけの成績に終止符だ

【記者コラム・寺田洋司の狙い目】
 佐藤壮志(21)=熊本・123期・A2=が、A級1、2班戦の初優勝に挑む。「今回から、以前と比べ硬くて重い新フレームなんです。同県の宮本隼輔さんにセッティングを見てもらっています」と新車を投入。さらに自分の感覚で微調整しながらレースに臨んだ。

 A級準決5R、鐘4角カマシで終HS過ぎに先頭に出ると、後続を大きく引き離してゴール。決勝へコマを進めた。マーク松尾勇吾まであおりで離れてしまったことで「勇吾さんに申し訳なかった」と残念がったが、「気持ちを切り替えて頑張ります」と意気込んでいる。

 昨年6月末、取手レインボーCを勝利してA級2班へ特別昇班した。それ以降では、これで14回目の決勝。同9月からは13節連続で決勝を走る。安定感は抜群だが、チャレンジでの5Vのほかには優勝がない。「初Vを地元で取りたい」。今までになく闘志を燃やしている。

 ▼11R(佐藤壮志) カマシ先行で佐藤が主導権を取る。南部、仁藤の捲りを封じて地元で1、2班戦初Vへ。7-134-134、34-7-1345。

A級1、2班戦での初Vを地元で挙げたい佐藤壮志
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