競輪

【競輪】北井佑季に選手会が6カ月の出場自粛 野口諭実可のドーピング違反を受け理事長が発表

 日本競輪選手会の安田光義理事長は25日、野口諭実可(32)=大分・102期=のドーピング違反を受けてコメントを発表した。その中で、「前回ドーピング検査で禁止物質が検出された会員に対しては、あっせん規制とは別に6カ月の競輪出場の自粛処分としたところであります」と、ドーピング違反であっせん停止中の北井佑季(35)=神奈川・119期・S1=に言及。JKAの処分に加算される形で出場の自粛となる。

 北井は2月にあっせん保留。3月から3か月間のあっせん停止(5月末まで)。さらに競走での「出場あっせんをしない処置」が1カ月。その後に、この出場の自粛6カ月間。出走できるのは来年1月からとなる。


 日本競輪選手会 安田光義理事長のコメント

「本会会員がドーピング検査において再び禁止物質が検出されたことをたいへん重く受け止めております。

 お客様をはじめ、関係者の皆様には度重なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くおわびいたします。

 本会はこのような事案が続いている状況に鑑み、より厳しく対応していくため、前回ドーピング検査で禁止薬物が検出された会員に対しては、あっせん規制とは別に6カ月の競輪出場の自粛処分としたところであります。

 今後は会員に対しより指導を徹底し、再発防止に務めてまいります」

<関連記事>【競輪】野口諭実可をドーピング違反と認定、検査体制や制裁の強化も発表

昨年6月、GⅠ高松宮記念杯を優勝した北井佑季

 

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