【競輪・125、126回生卒業記念レース】髙木萌那は決勝3着　目標は「小林優香さんと一緒にGPへ」

　髙木萌那（19）＝福岡＝は3着に終わった。3番手で周回したが、終HSでは6番手に置かれて「展開が悪くなったのは、自分が仕掛けていないから」と反省。「力不足もあったし、勇気もなかった。デビュー後はもっと練習して、もっと思い切りレースをできるようにしたい。新しい姿を見せていけるようにしたい」とはきはきした口調で話した。

　目指す選手は小林優香（106期）。「練習でお世話になっているし、養成所でも、電話でアドバイスをいただくことがあった」と全幅の信頼を置く。「二人でGPに出たい」と、珍しく自分だけのものではない目標を掲げている。適性組で、短い自転車経験ながら卒記3着まで上りつめた。近い将来、ガールズ王国・久留米のトップを争う存在になるはずだ。