ＰａｙＰａｙ銀行賞

　びわこボートの一般戦が31日に幕を開ける。今節は4日間の短期決戦で、最終日は11月3日。初日メインの12Rドリームは1号艇で登場する土屋智則に期待が集まる一戦だ。今年は2月戸田の関東地区戦で通算3度目となるGⅠ優勝を達成した。だが近況は9月平和島、今月蒲郡のGⅠで勇み足を喫してF2の状態と厳しい状況にある。その影響か、F2後の15走でトップSはたったの1回。コンマ12の平均Sは、15走平均だとコンマ14まで低下している。ただ今回手にした11号機の2連対率39.7%は、出場エンジン42機の中で9番目。前検タイム(6秒57)も2番目と間違いなく上位の部類だ。そもそも土屋はSG2Vの実力者。Sの踏み込みが少し甘くなっても、元々のS力と11号機の機力、そして巧みな旋回力があれば全く問題なし。このイン戦を悠々と押し切って、V争いの中心を担っていく。前検時計のベスト3は、6秒56(井上忠政)、6秒57(佐々木和伸、土屋)、6秒58(三品隆浩)。ワースト3は、6秒77(藤井徹)、6秒75(金子拓矢)、6秒74(廣中良一、井澤聖奈)。