競馬

【佐賀競馬・JBC厩舎コメント】

■JBCクラシックの厩舎情報■(出走表はこちら)

 キリンジ「転入からの3戦は人間が無駄なことをし過ぎた。もう少し馬を気分良く走らせたい。中間は攻め馬を強化して、追い切りもしっかりやった。息遣いが変わって、相手なりにやれる状態。2月に佐賀記念2着で馬場は問題ない。課題は集中力。先行して逃げ馬をしっかり追えれば」(新子雅師)
 メイショウハリオ「(前走は)スタートから走る気を見せ、いいポジションで運べた。離されはしたけど、最近の中では一番の内容だったし、復調の兆しはあった。あの内容なら小回りコースにも対応できそう」(大林助手)
 ノットゥルノ「夏負けのところがあって前哨戦を使えませんでしたが、帰厩後の調整は順調です。4走前の佐賀記念を圧勝。右回りは走りますし、あとはここでの力関係になるでしょう」(田中助手)
 シルトプレ「早めに佐賀へ移動させて順調に調整できています。着いた当初はカイバ食いが少し落ちましたが、今では問題なく引き続きいい状態です。2000mは適距離だし、相手なりに走れる点が強みですね。そのあたりをうまく生かせれば。(雨が降って)馬場が軽くなることを希望しています」(米川昇師)
 ウィリアムバローズ「前走は得意の千八で、自分の形に持ち込んでよく勝ち切ってくれた。二千は初めてだが、小回りの分、対応してくれないかと思っている。出来は変わらずいい」(上村師)
 ウィルソンテソーロ「帰国してからタイトなスケジュールだったが、賢い馬で順調に調整できた。前走は敗れはしたが、強い競馬をしてくれていた。輸送は問題ないし、しっかり追い切りもできているので、いい状態で臨めるはず。結果にこだわりたい」(横田助手)

■JBCスプリントの厩舎情報■(出走表はこちら)
 パワーブローキング「前走は内に包まれてもったいない競馬でした。間隔はないけど、タフな馬なので疲れはないです。園田でも結果を出したように長距離輸送も問題ないですよ。距離は短い方がいい感じですね。相手は強いけど、うまく流れについていって、ひとつでも上の着順を目指したいです」(佐藤裕師)
 シャマル「前走後はスッと馬体は戻った。調教はラストまでしっかりと反応してくれていたし、体調は良さそう。1回使った上積みが見込めますね。コースは問わないタイプで、佐賀でも勝っている。枠順と並び次第で行くなら行ってもいいと思う」(松下師)
 マックス「前走後はここを目標に調整してきました。長距離輸送になりますが、佐賀は昨年に1度(1月ゴールドスプリント2着)経験しているので、こなしてくれるんじゃないかなと思っています。距離も問題ないですが、久しぶりの1周競馬になるので、うまくレースの流れに乗れればいいですね。このメンバーでも頑張ってほしいです」(福永敏師)
 ヘリオス「千二は忙しかった。涼しくなって体調は上向いているし、今回は距離もぴったり。能力はあるので改めて期待」(西園正師)
 アラジンバローズ「掛かるところがあるので、短距離が合うと思って2走前に千四を試した。前走の南部杯はJpnⅠでもやれる手応えをつかめた。内の深いコースを通っても、脚が上がらず、しっかり伸びてきた。追い切りは前進気勢があって、いつもより良かった。佐賀では負けていないので、中団でロスなく回ればチャンスはある」(新子雅師)
 タガノビューティー「前走は早めに動いた分、ちぐはぐになった。コーナー四つの競馬でも問題ないし、自分の競馬に徹したい。あとは展開がはまるかだけ」(西園正師)
 バスラットレオン「(前走は)ハナには行けなかったが、2番手でリズム良く運べていた。ただ、追ってから反応がなくやめてしまった感じ。やはり逃げる形がベスト。本来の力さえ出せれば差はないと思うが」(岡助手)
 チカッパ「ここ2走は中団に控えて、ラストもきっちり差し切っている。本当に競馬が上手になった。今なら小回りコースでも問題ないし、ここに入っても力は上位だと思う。チャンスはある」(柴田助手)
 イグナイター「秋初戦は調子が上がり切らないので、前走は6着でも仕方ない。左目の外傷は回復して、中間はいつも通りの調整。追い切りは時計も速く、内容も良かった。状態は勝った昨年と比べても変わらない。高知の深い馬場も走れているので、佐賀も大丈夫で合うと思う。2、3番手につけられれば」(新子雅師)

■JBCレディスクラシックの厩舎情報■(出走表はこちら)

 ドライゼ「前走後はここを目標に放牧へ出しましたが、牧場でも乗り込んで緩ませないようにしてきました。回復が早く自分で体を作れるのがこの馬の良さ。ここへ向けて目いっぱいに仕上げてきたし、最終追い切りの感じも良かったです。道悪は苦にしないので馬場が渋っても大丈夫。あとは小回りがどうかですが、器用さがあるので、どこまでやってくれるかでしょう」(真島大師)
 ライオットガール「1回使った分の上積みは見込めます。10月31日の追い切りはテンの入りが少し遅かった分、全体時計も予定より若干遅かったですが、動き自体は良かったです。今回も相手はそろっていますが、立ち回りが上手で、佐賀コースに変わる点はプラスだと思います」(中村師)
 テンカジョウ「前走は少頭数で競馬しやすかったとはいえ、インパクト十分の強い勝ち方。着実に力をつけているし、ここでも力差は感じない。問題は小回りコースだけ。前走のような、ロスのない立ち回りができれば」(大林助手)
 キャリックアリード「早くから目標としてきた一戦なので、前走の名古屋遠征も含めて今回に合わせたローテを組んできました。前走はジョッキーが今回を見据えて、いつもより前めの競馬をしてくれました。輸送は問題ないし、レースで全能力を発揮してくれる馬。距離もちょうどいいし、器用な馬なのでコース形態も問題ないです。これまで(JBC)使ってきた中で一番の感触を持っています」(藤田輝師)
 グランブリッジ「以前に佐賀を使った時は太め残りで負けただけ。小回りコースは問題ないというか、むしろ脚質からは合っていると思う。ハードな調教を課してきっちり仕上がったし好レースを期待」(新谷師)
 アイコンテーラー「前走は勝ちに行く競馬をして、最後のひと踏ん張りだけという内容。57キロを背負って地力は示してくれた。小回りの佐賀も合いそうで、スタートだけ決めたい」(河内師)
 アンモシエラ「前走のマリーンCは度外視していい。相変わらず調教は動いていますね。周りの出方次第で行ければ行ってもいいと思う。3歳馬で古馬とは2キロの斤量差があるから、そこをうまく生かしてレースができれば」(松永幹師)
 

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