ボートレース

【住之江ボート(ナイター)SGグランプリ】開幕直前連載企画16 桐生順平/さすがの底力でピンチ脱出/12月17日開幕

7年前に大会V歴がある桐生順平

<選出3位・桐生順平>埼玉支部・38歳=4年連続10回目

 自ら招いたピンチを自らの力で乗り越えた。Fを犯して今年後半は記念ロードを外れた桐生順平が、3位という上位での出場切符獲得。「正直、今年は苦しいかなって思っていたので、自分でもびっくりしている」。秘めた底力は本人の想像を超えていた。

 4月のGⅠ準優でF。重い罰則が適用され、7月以降はGⅠを走れないことが決まった。ただ、SGの出場機会だけが残っていた。そして10月、戸田のダービーで優勝し、賞金額を大きく加算。「最低、優出はしたいなと思っていたけど…(結果は優勝)。地元だったし、すごくうれしかった」。選手にとって一番の憧れの地元SG制覇で、年末行きまで手に入れた。

 「出場できて本当に良かった。あとはお客さんが喜んでくれるレースができれば」。初制覇だった2017年はレース後、売上額の目標達成を喜んだ。今回、7年ぶりに頂点へと返り咲き、ファンや関係者ら周囲を再び歓喜へと導く。

<関連表>桐生順平の2024年SG全成績

2024年SG回顧

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