ボートレース

【住之江ボート(ナイター)SGグランプリ】開幕直前連載企画1 上條暢嵩/念願の地元の晴れ舞台/12月17日開幕

地元のグランプリに初めて臨む上條暢嵩

 ボートレース界の今年の総決算、SG「第39回グランプリ」が17日から、住之江ボート(大阪市)を舞台にナイターで争われる。昨年の38回大会から優勝賞金が1億1千万円に増額(それまでは1億円)。出場の18人は、その破格の優勝賞金と、最大の栄誉である「黄金のヘルメット」の戴冠を目指して闘志を燃やす。

<選出18位・上條暢嵩>大阪支部・30歳=2年ぶり2回目
 2度目の出場だが、大阪勢にとっては格別の「住之江グランプリ」は初めて。出場切符を得た上條暢嵩は「地元で出たかったので、18番目に残れてすごくうれしい」と最高の晴れ舞台へのエントリーを喜ぶ。

 年頭の活躍で勢いに乗った。正月戦を制し、1月末の下関周年でV。さらに6月の尼崎グラチャンで優出(5着)など中盤にかけても好結果。「年間を通して良かったと思う」。そう胸を張る安定感でギリギリ粘り込んだ。

 「18分の1まで来たので、12分の1(2ndステージ)にまず勝ち上がれるよう、初戦から頑張りたい」。初出場だった2年前は1stステージ6、4着で無念のシリーズ戦回り。好発進を決めて雪辱を果たす。

<関連表>上條暢嵩の2024年SG全成績

2024年SG回顧

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