【住之江ボート(ナイター)SGグランプリ】開幕直前連載企画4 西山貴浩/地元SGへの意欲の副産物/12月17日開幕
<選出15位・西山貴浩>福岡支部・37歳=3年ぶり3回目
地元SGを目指した先に望外の切符も一緒に付いてきた。西山貴浩にとって今年の一番の目標は、来年3月の若松クラシック出場権を得ることだった。それを、今年3月のからつGⅠ制覇で達成。さらに「10月には夢だった若松周年も取れた。選手生活で最高の一年だったのは間違いない。グランプリ出場はそのオマケです」。らしさ満点のユーモアある表現で、大舞台への返り咲きを喜んだ。
同期・土屋智則の活躍に引っ張られた。「彼は6月にSGを勝って早々に出場当確。一緒に出たい気持ちはもちろん強かった。2人で大暴れしたい」
そして堂々と宣言した。「峰竜太さんをやっつける」。大会初出場だった4年前、優出まで果たしたが結果は5着。立ちはだかったのが峰だった。ここでの強敵打破は、次に待つ地元SG制覇への一里塚だ。
<関連表>西山貴浩の2024年SG全成績
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